バックアップは完了したと表示が出ているものの、
Piconizerにバックアップされていないデーターがある場合、原因は下記2つが考えられます。
①データーがスマホカメラロール内ではなくクラウド上にある場合
②何らかのエラーでデーターの書き込みにエラーが生じている場合
⭐️下記「写真を選んで指定のアルバムに移動します」よりバックアップを行っている場合は、
Piconizerアプリにバックアップ情報がついていない事より、視覚にてバックアップされたデーターに異常があるかご確認をいただく形となります。
⭐️下記「すべての写真をPiconzerにバックアップします」よりバックアップを行っている場合は、
下記A/Bの数に大きな差がないかでバックアップ状態をご確認頂けます。
確認方法
※上記「AとB」2点の数に大差がない場合
・バックアップ済みデーターを手動で削除されている経緯がある可能性
・フルバックアルバム数の方が多い場合は、連写機能・Livephoto機能等のエフェクトをかけたデーターが含まれている可能性がございます。(連写機能やiOSのLivephoto機能等のエフェクトをかけたデーターは、Appleの規定により、複数のデーターにてバックアップが行われます)
・クラウド上にデーターがありスマホカメラロール内に該当データーがダウンロードされていない場合
(クラウド上にあるデーターはクラウド規定により直接バックアップする事が出来かね、スマホカメラロール内へデーターをダウンロードする必要がございます)
・上記2点の数が大幅に違う場合
・前述「B」のバックアップ済みデーターの閲覧が不可の場合
データーのバックアップ過程にて「メモリ論理障害」が発生しています。
《メモリ論理障害とは》
メモリ内にて、どこにデータを保存しておくかを管理する領域が、何らかのご使用環境要因(バックアップ中のデーターに問題がある・ご併用中のアクセサリ品質に問題がある・キャンセルする事なく接続を中断される等のご接続環境要因)にてメモリ内のデータシステムファイルに破損の影響が出る障害の事を言います。
《メモリ内に保存されるデーターの仕組みについて》
下記図の様に、メモリ内に保存されるデーターは、通常「データの住所(住所録)」と「データ」の別々に保存され、それらが紐付けされて、1つのデーターとして保存・表示される仕様となっておりますが、現在ご使用中のメモリ内のデーターは、何らかの理由により、上記2点の紐付けが正常に行われていないものが存在しており、Piconizerが正確な情報を把握できず、アプリ上にて正常な表示が出来ない状態にございます。
メモリ自体は外部破損はしておらず、物理的には破損がなくパソコン等でメモリとして認識はされるものの、メモリ内データーをスキャンする際に、「データへのアクセスが出来ない」「フォルダを開けない」「データーが見れない」等の症状が発生し正常な閲覧が出来ない状態にございます。
(上記のメモリ障害症状は、バックアップ後すぐに視覚にて確認出来る場合と時間の経過と共に悪化が進み徐々に症状が現れる場合があります)
《Piconizerの仕様・機能について》
「Piconizer本体」には何かを記録・記憶するという機能の付帯はなく、スマホ(端末)・メモリから提供される情報をもとに初めて操作が成り立つ仕様となっています。
毎接続時にPiconizerが高速スキャンにて、ユーザー様の「スマホ」と「メモリ」から提供される両方のデーターを1件づつ照らし合わせ、新しいデーター数のみを、都度「Piconizerアプリ」内のバックアップ記録に更新し、バックアップ済みのデーターが、再度重複保存されない様、スマホからメモリへ、新しいデーターのみをバックアップする橋渡しの様な仕様となっております。
メモリに論理障害が発生している場合、上記仕様過程内にて、メモリから正確な情報がPiconizerへ送られず、Piconizerアプリ上にてメモリ内のデーターが閲覧出来ない状態等のエラーが発生します。
《考えられるメモリ論理障害のエラーの要因について》
要因例1:ウイルス感染や他アプリや端末からのデーター移行の際に発生した問題の可能性
ウィルス感染について
バックアップされているデーター自体に感染要因があった場合、バックアップされたデータを格納しているメモリを他デバイスへ接続の際にウイルス感染した場合、保存されたデータも感染する危険性がございます。
ウイルスに感染したデータは、システムファイルが損傷し認識が行えず、Piconizerへ正確な情報提供が出来なくなり、Piconizerの操作中にエラーが発生したり、バックアップされたデータが突然閲覧出来なくなるケースがございます。
他アプリや端末(パソコンやデジカメ等)からのデーター移行の際に発生した問題について
スマホカメラロールにて撮影されたデーター以外のデーターをスマホカメラロール内へ移行(ダウンロード)し、Piconizerでバックアップを行う過程内にて、なんらかの異常が発生し、前述の「データの住所(住所録)」と「データ」の紐付けが上手くされず、データー閲覧に異常が出るケースがございます。
要因例2 :人為操作ミスの可能性
・バックアップ過程にてキャンセルする事なく接続が中断された場合
《本事象の解決方法につきまして》
注🌟フォーマットすると、Piconizerに保存されているすべてのデータが削除されますので、
バックアップしたデーターと同じお写真が、スマホ内にない場合は、Piconizer内に入っております必要なデータは事前にパソコン等別の媒体へバックアップをして下さい。
*パソコンでフォーマットを行う場合
Windows: 付属の変換アダプターを使用しパソコンに接続し、Piconizerドライブをクリック、右ボタンを押して「フォーマット(exfat)」を選んでください。
MAC: パソコンに接続し、ディスクユーティリティを起動、「消去(exfat)」を選んでください。
(ディスクユーティリティは「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダから開けます。)
*前回までにバックアップしたデータも含め再び全項目バックアップする場合。
フォーマット後Piconizerアプリの”設定(画面右上の歯車マーク)”→”バックアップ情報”→”バックアップ履歴をリセット”を選択後、スマホを再起動してください。
再起動後、改めてPiconizerに繋いでバックアップを行い、同じ問題が起きるかご確認ください。
("バックアップ履歴をリセット"後初めてのバックアップでは、前回までにバックアップしたデータも含め
全項目バックアップされます、2回目以降は履歴が記録されるため前回との差分のみバックアップされます)
*前回バックアップした時との差分のみバックアップする場合。
フォーマット後、スマホを再起動してください。
再起動後、改めてPiconizerに繋いでバックアップを行い同じ問題が起きるかご確認ください。